患者さんへ:

  • IVAが有効な方:
  • IVAは、卵巣機能が低下した方々に対して有効な治療法です。最も典型的な卵巣機能が低下した例が、早発卵巣不全の患者さんです。卵巣予備能の低下している方でも、ある程度の卵胞の数が残っていれば通常の排卵誘発が無効な方でも、IVAという新技術により卵胞を発育させることができるようになります。IVAは卵子を作り出す方法ではありません。従って、卵胞が残っていない方には有効ではありません。
  • IVAの方法:
  • 医師による十分な説明を受けて納得された後、術前検査でIVAの適応であることを確認してからの実施となります。
  • IVAは、まず腹腔鏡下手術により片側卵巣または卵巣の一部を摘出します(場合により、両側の卵巣を摘出する場合もあります)。摘出した卵巣組織は卵胞の残存有無を調べる検査後に、通常、凍結保存します。患者さんの都合によっては、卵巣組織を凍結せずにすぐに培養し、2日後に移植することもできます。
  • 凍結保存している卵巣の機能は永久的に保存されるため、患者さんの都合にあわせて移植することができます。
  • 卵巣の移植後は、約2週間に一度、血液中のホルモン濃度測定と超音波検査により卵胞発育の状態を確認します。発育している卵胞が確認できたら排卵誘発剤を使用し、さらに頻回に超音波検査をします。そして成熟した卵胞まで育ったら、通常の体外受精と同様の手技で採卵しご主人の精子と受精させます。
  • 受精した卵(受精卵)は数日間培養液中で育てた後、子宮に戻すまでの間、凍結保存します。
  • 費用:
  • 卵巣摘出
  • IVAによる卵胞活性化および卵巣移植
  • 体外受精胚移植
  • 連絡先: IVAセンター http://www.roseladiesclinic.jp/